shastahealing.com  大阪と東京を拠点に『ヒーリング教室 シャスタ』を主宰。ヒーリング教室や瞑想教室を開講しています。北カリフォルニアのシャスタ山やエネルギーワークについて徒然に書いています。
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雪の中で立ち往生した車
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『雪の道で』 からの続き

R89から川への道を5分くらい歩いた時、雪道の上に車がスタックしているのが見えてきた。
チェーンも付けていない普通タイヤを装着したミニバンだった。
雪道ではすぐにスタックしてしまうから、地元の人ならこんな処に普通の車では入ってこない。
車を運転してきたのは、どうやら旅行者のようだった。

「どうしました。助けましょうか?」
中年のカップルに、僕は声をかけた。
雪の中、後ろから車を押して前に進ませようとしていたのは女性で、
車に乗って運転していたのは、男性だった。

一瞬、二人は見合って、それから不思議そうな顔をした。
こんな田舎のあぜ道、しかも雪の中に人が歩いているとは思ってもいなかったのだろう。

「ああ。ありがとう。それじゃお願いしますよ」
男性は僕を天の助けだと思って、素直に助けてもらった方が良いと思ったのだろう。

それから僕は車を前から押したり、後ろから押したりして、なんとか雪の中から出そうとした。
持ち合わせていた布切れをタイヤと雪の間に噛ませたり、
タイヤの下の雪をかいたり、土を埋めたりした。
それでもなかなか車は雪の中から出ようとしない。

何度も車を押して、やっと何とか車を雪の中から脱出させた。
3人とも万歳をして手を叩いて喜んだ。
あたりはもう少し暗くなってきていて目的地の滝に行く時間は無かったけど、
心の中には充実感があって、「本当に良かった」と思った。

「あなたがいてくれて本当に助かった。何かお礼をしたいのだけど、何が欲しい?」
男性がバッグから財布を取り出して、僕にお金を渡そうとする。

森の中、雪に囲まれた静けさの中でそう聞かれても、
その時の僕には欲しいと思えるものは何もなかった。

「いえ。何もいらないですよ。
ただ今度、困っている人を見かけたら、
今度は、あなたが助けてあげてください。
きっとそれは、まわりまわって
またあなたのところに戻ってきますよ」
僕がそう言うと、

「あなたは、きっと地元の人なのですね。
都会ではそんな風に言う人はいないです。
あなたは私達にとって天使のようです」
と言うものだから、思わず大声で笑ってしまった。
そして笑い声は、雪の森の中へと吸い込まれていった。

「ありがとう」
何度もそう言うと、その中年の夫婦はR89を東のサクラメント方面へと、
車を走らせていった。

以前、僕が雪道でスタックした時に助けられたように、
彼らは僕に助けられて、
そしてきっと彼らは、
誰か困った人を見たら助けてあげるのだろう。


くるくると、良いことはまわりまわって、
人から人へと流れていく。

まるで、良質の水が紆余曲折しながら、
滝やうねりを超えて川を流れるように、
良い事は人から人へと流れていく。

そしてその水は、廻り廻って自分の処へと流れてくる。

そんなふうに流れてきたものは、また次へと流さないといけない。
流れを留めてしまうと、いつかよどんでしまい、良いものもよどんでしまう。
流れを停めるという事は、自然の摂理に反する事なのだろう。

シャスタの自然の中、雪の積もる森の中では、僕の心も自然な思いへと帰っていく。
冷たくて心地よく頬に伝わる自然の空気が、
「自然に帰ろう」と話しかけてくる。

冬は自然の精霊達が、話しかけてくる世界だ。
心の奥にしまい込んで、流れを止めてしまうような思いを表の世界へと誘ってくれる。

雪の森の中に、音が吸い込まれていくように、
苦しみや悲しみが心の表へと、
自然の中へと吸い込まれていく。

そうしていると、涙が頬を伝って、とめどなく流れ出てくる。

抱えている苦しみや悲しみを認めるというのは、
自分の弱さや小ささを認める事で、
涙でびしょびしょになった顔はかっこ悪いけど、
すぐ近くで森の精霊達が、ちっぽけな存在の僕を見守ってくれる。

神様はきっといる。
それぞれの人の心の中に存在する。
心の中の神様は人を動かし、現実に目で見える姿にしてくれる。

人の心の優しさに触れる度に
「それは心の中の神様の思いが現実になったのだ」と、思わずにはいられない。

そう思うと、この世に無用な人など存在しないと思えてくる。
全ての人の心に神様はいて、神の思いが人を動かして、心を動かすからだ。

だからこの世に存在する全てのものに、神を感じて
「ありがとう」と 感謝の気持ちを伝えたくなる。

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by rev-umachan | 2016-09-08 23:30 | シャスタ ヒーリング | Trackback | Comments(0)
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