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古事記の瞑想、黄泉の国とみそぎ
今日は「古事記の瞑想会」第2回目で、「黄泉の国とみそぎ」というテーマでしてみました。
いつもしている瞑想と、古事記の中のエピソードを織り交ぜ、時間や空間を越えてイメージを広げて、あたかも自分の魂の軌跡が垣間見えるような感じになりました。

自分自身の心の内面を見つめて、自分が持っている心の壁や自分の弱さを認めていくところから瞑想が始まっていきます。
心の壁を外して、自分の心と話し合えるイメージをしていくと、現実の世界や人々ともコミュニケーションが出来るようになっている自分に気がついてきます。
さらに深くイメージしていくと、見えない世界、黄泉の国とも繋がっていきます。

そしてフルートやベルの音に導かれて、魂は黄泉の国へと誘かれていきます。
暗くて、深くて、冷たい黄泉の国
古事記の中に出てくる黄泉の国の世界が、部屋の中に広がっていきます。

最愛の妻を亡くしたいざなぎが、黄泉の国へと歩いていきます。
そしてついには恐ろしくなって、黄泉の国から逃げ帰ってしまういざなぎ。

古事記の中に出てくる神々の、とっても人間っぽいところが自分達に重なって見えていきます。
そして、いざなぎが現実の世界に帰って来てみそぎをするシーン。

見えない世界や、亡くなってしまった人に執着するよりも、
現実の世界で、自分達はどう生きていけばいいのか?
という大きなテーマを直視していきます。

全ての事柄は、自分達が生きる為に用意されていて、
生きる事に真剣に向かい合わなければいけない。逃げていてはいけない。

そんなふうに瞑想を通して「生きるとは?」を考える機会が持ててくれたらいいな、と思っています。


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by rev-umachan | 2014-12-11 22:02 | 日常の情報
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