shastahealing.com  大阪と東京を拠点に『ヒーリング教室 シャスタ』を主宰。ヒーリング教室や瞑想教室を開講しています。北カリフォルニアのシャスタ山やエネルギーワークについて徒然に書いています。
by rev-umachan
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川のほとり
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シャスタ山のふもとに、マクラウドという小さな街がある。人口は数百人ぐらいだろうか。その街の道路には、信号が一つも無いという小さな田舎町だ。
その街から30分くらい森の中へ車を走らせると、小さなクリーク(小川)が流れている処に辿り着く。クリークの幅は、20~40メートルぐらいはあるだろうか。森の中を這う様に流れるそのクリークは、まるで自らの意思を持って、生きて流れているかのようだ。流れる水は、新鮮で生き生きとしている。

一枚一枚の葉に落ちる雨水の水滴は、枝を伝って木々の根に流れ込み、大地に蓄えられる。そして水は、ゆっくりと浄化されて地中深くを流れてゆく。その蓄えられ、流れていく水は、大きな森を支える水源となり、近くに住む人間達の重要な水源になってゆく。

その森の中を流れるクリークには、三つの滝がある。滝と言っても、それぞれの滝はそれ程大きくは無いので、観光客がわざわざその滝だけを見に行くという事はない。何かのついでにちょいと見に行くとか、時間が少し余ったから見に行くというような理由がなければ、わざわざ見物しに行くような場所ではない。滝と滝の間には遊歩道が整備されているのだが、滝にでさえあまり行かない観光客が、その遊歩道を歩くのは稀である。

私はその川のほとりの遊歩道が好きで、シャスタに行くと必ずと言って良いほどその遊歩道を訪れる。その遊歩道を歩く時は、2時間ぐらいは時間をかけてゆっくりと歩くだろうか。
オフシーズン中だと、そこは雪に閉ざされる事が多く、遊歩道どころか、滝までの遠い雪道を歩く人はまずいない。

私はその雪に閉ざされた雪道を歩く。30センチぐらいの深さの雪の中に、足を踏み入れながら、滝までの雪の中を歩く。もちろん、私の他に雪の中を歩くような酔狂な人はいない。雪道を歩いていても、出会う人は誰もいない。熊の足跡が雪の上に残っているだけだ。

雪の中の森は、凛として畏れる程の静けさだ。静けさだけが私を包み込みこみ、いつしか私も雪に同化され、自然の一部になったかのような錯覚を覚えさせてくれる。

暖かいシーズン中に其処を歩くと、何人かの地元の人達や、旅なれたの旅行者達に出会う。
私は、自然の中の木々と話しをしながら、自分自身の心の奥からの声を聞き、思いを廻らながら川のほとりを歩く。

心の奥から上ってくる余計な思考は、空気中に漂う水分に同化されて、川の中の水に流されていく。其処を歩いていると、段々と自分の思考が水の中に流されていって、本当に必要な思いだけが残っていくような気がする。
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by rev-umachan | 2009-09-25 05:40 | シャスタ ヒーリング | Trackback | Comments(0)
紫の星
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遠い遠い昔のお話。
地球から遥か彼方、遠く離れた宇宙のある処に紫に輝く惑星があったのさ。
その惑星は、太陽の周りを彗星のように楕円形に周っていて、一日の周期はとても長かった。

だから、その星の夜の時はとても長かった。
そこに住む人は日のあたらない夜の時を、家の中でじっと耐えていたのさ。
彼らの住む家と言うのはね、氷を切り出して作ったような家なんだ。ちょうどエスキモー達が住むような、氷で出来た家みたいな形をしていた。でもその材質は氷で出来てたんじゃなくて、水晶で出来てたのさ。

夜が長かったから、その星には植物が殆ど育たなかった。でも、その星には何も無かったけれど、水晶だけは豊富にあったんだ。紫色に輝く水晶。そうそう、ちょうどアメジストのような紫色に輝く水晶が沢山あったんだ。

光が射さない長い夜の時が過ぎて、朝の時を迎える時は、それはそれは皆喜んだものさ。光が射してくる時には、子供達が一目散に太陽に向かって走りまくって、踊りまくったものさ。

その星の人達は、昼の時に色々な事をしたのさ。
昼の時にしか育たない食べ物を確保したり、光を浴びてエネルギーを補給したり、水晶を光にあててエネルギーを集めたりしたのさ。
その星では、光を集めて夜の為に備える公共事業もしていたんだ。
集めたエネルギーを、光があたらない夜の時に皆に分配するのさ。
夜の時に水晶を家の前に置いておくのさ。そうすると彼らがエネルギーを注入してくれるんだ。

植物がまともに育たないような星だったから、その星に住む人達には、まともに食べられるような物が何も無かったんだ。
子供の時には、昼の間に蓄積したわずかな食べ物を食べるけどね。大きくなると、何も食べなくなるんだ。彼らの体質なんだろうけど、彼らは何も食べなくても良かったんだ。何故なら、彼らはエネルギーを直接に身体の中に受け入れる事が出来たんだ。宇宙に存在するエネルギーを身体の中へ直接に吸収していたのさ。だから彼らはとてもエネルギーに敏感だったのさ。


私がそう言うと、目の前に座っていた人がこう言った。
「僕は、何も食べないんだ」
彼は、高校生くらいの黒人男性だった。身体つきもがっちりした、エネルギーに満ち溢れた歳若い男性だった。

「僕は、何も食べないんだ。家族は心配して僕に食べろと言うけど、僕は何も食べなくてもいいんだ。そして何も食べなくても元気なんだよ」
彼は、関を切った様に私に話した。それは今まで誰にも言った事が無い事で、原因が解らなくて深く悩んでいた事だったのだろう。

「そしてね。僕は人の身体の中が見えるんだ。あなたが言ったようにエネルギーにもとても敏感なんだよ」
そういう彼の言葉には、「僕は間違っていなかった。病気なんかじゃなかった。」という彼の強い気持ちが感じられた。

彼は、何かに納得したのだろうか。私に別れを告げて家路に着く時、
「僕は何も食べないんだ。食べないんだ」と、何度も言っていた。
自分は間違っていなかったんだと、自分自身に言い聞かせるように、何度も何度も繰り返し言っていた。
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by rev-umachan | 2009-09-18 11:49 | 個人セッション(ストーリー) | Trackback | Comments(0)
一輪の花
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小高い山々のふもとを這うような細い砂利道を、私達は車で走った。山の上の方にはまだ白い霧がかかっている。さっきまで激しく降っていた雨は止んではいたが、まだたまにパラパラと水滴が空から落ちてきていた。
そして私達は一軒の小さな農家にたどり着いた。その農家はまるで隣人を避けるかのように、人里から遠く離れた山間にあった。

そこに住んでいるTさんは、都会からその農家へ移り住んだ方だった。そこの農家の元々の家主さんはもうすでに他界されており、子供達も都会に引っ越してしまっていた。だからその家には長い間誰も住んでなかったそうなのだ。そこへ都会の生活に疲れ、田舎の生活に憧れた現在の住人であるTさんが移り住んだ。

車を降りてその農家へ足を入れると、とたんに私の胸がきゅんと痛くなった。気のせいかと思ったけど、一緒に来ていたOさんの胸も痛いと言う。
農家の中へお邪魔させていただいてお茶をいただいていると、さっきの痛みは確実な痛みと変化していた。痛みと言っても、それは心臓が痛くて止まるような痛みではなく、悲しいような、つらいような、苦しいような、そんなような感情的な痛みだった。

「これって、おばあちゃんだよね」そう私がOさんに言うと、
「そう。そう。おばあちゃんだね」と、Oさんも言う。彼女も同じ事を感じ取っていたようだった。
「一人で悲しくて苦しい。寂しい。って思いが胸に痛いくらい響いてくるよ」
そう私達が話していると、外の雨が土砂降りのように降ってきた。それはまるで、私が感じたおばあちゃんの流す涙のように思えた。

私は少しの間、目を瞑って瞑想をする。
悲しい思い、寂しい思い、苦しい思い、そういった重い思いは彼女本来の気持ちではなかった。彼女の寂しいと思う気持ちを利用しているかのように、黒い霧が鉛のような重い空気を作り出していた。それが彼女の足かせとなって彼女の気持ちを暗くさせていた。
私はその黒い霧と重い空気を部屋の中から外してあげる。そして綺麗で新鮮な空気を家の中に入れてあげる。

そうして私が瞑想を終えた時、外の土砂降りの雨が止んだ。そして太陽が少し出てきて、縁側に咲いていた小さな紫の花に光を射した。

Tさんから、そこの農家にまつわる詳しい話を聞かせていただいた。
昔、そこへ住んでいた夫婦には子供が出来なくて、旦那さんは新しいお嫁さんを迎えたそうなのだ。まだ多重結婚が認められていた時代だった。それから新しいお嫁さんと旦那さんは母屋に住むようになり、前の奥さんは離れに住むようになったのだそうだ。
私が感じたのは、離れに追いやられて孤独になってしまった前の奥さんの気持ちだった。

私が感じた事をTさんにお話すると、彼が言った。
「そうですか。そうだったんですか。彼女は寂しかったんですね。私に何か出来る事はありませんか」
「そうですね。彼女は、花が好きだったようですよ。一輪の紫の花でいいんです。それを一輪挿しに花瓶に入れてあげて、手を合わせてあげると彼女はきっと喜ぶと思いますよ」
私がそう言うと、「それじゃ、今晩はその花を相手に一緒に晩酌でもしましょう」と、Tさんは笑顔を浮かべながら言った。彼の笑顔につられて、私も思わず笑ってしまった。

彼がそう言った時には、もうすでに家の中の重い空気は無くなり、私の胸の痛みも消えていた。そしてさっきの土砂降りが嘘のように止み、空は晴れてきていた。それはまるで、おばあちゃんが笑顔で笑っているかのような天気だった。
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by rev-umachan | 2009-09-03 09:43 | 自然 | Trackback | Comments(3)
御神木
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玉置山には御神木である千年杉がある。千年もの歴史があるという大きな木だ。
その御神木が私に言葉を交わしてくれた。


今は神々が入れ替わる時
あなたはその神々の入れ替わるお手伝いをするのです
昔、国造りをした時の神々が影に隠れています
その神々を表に出すお手伝いをするのです

「でも、そんな事をしたら、今度はあなたが裏に隠れる事になりませんか」
そう聞く私に、彼はこう言う。

私は大きな神の一部なのです
皆は一つで、一つは皆なのです
皆、表にいても、裏にいても、良い国を造ろうと思う心に変わりはないのですよ
そのためには、私は喜んで表に出てくる神々を助けるでしょう
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by rev-umachan | 2009-09-02 07:47 | 自然 | Trackback | Comments(0)