人を選ぶ水
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「ちょっとこの水、飲んでみて」
昨年の11月、初めて九州へ行った。そして、そこで出会ったYさんからペットボトルを渡された。何の説明も無いまま、私はそのペットボトルを手に取った。
「軽い」
普段手にする水より重さが格段に軽い。それが私の第一印象だった。
揺れる車の中だったので、ペットボトルのキャップを開けるのもままならない。しばらく様子を見てから飲もうと手に持っていた。
そうしていると、掌が熱くなってきた。掌を通して水の持つ情報が私の中に入ってきた。


マヤの情景が見えてきた。遠く古いマヤの街。
そこに、その水が存在していた。
水が現れた頃、人々は水の力に喜んだ。
しかし、水が現れてからしばらくして争いが起きた。
それが原因となり、大きな戦いが起き、そして街が、マヤが滅んでいった。
水は、人間の為に良かれと思って現れたのに、争いの元になってしまった。
人間には、その水の思いを受け取る準備が出来ていなかった。

太古の水の形態には命が宿る。その形態でなければ水に宿る魂の力は現れてこない。
水は何度も地球上に現れては人間を助けようとしたが、その度に争いの元となり、そして幾度となく消えていった。
人間はそれを何度も繰り返したが、水は諦めずに何度も地球上に現れては、そして消えていった。今まで、そんな同じような事が幾度となく繰り返されていった。

その水の起源は、遠い昔、ある惑星に存在していた水だった。
その惑星の表面は殆んど水で被われていた。
魂が宿るような生き物と呼べる生き物は存在しないその頃、魂は水に宿っていた。
水が、気体、液体、固体と形態を変える時も、魂は常に水に宿っていた。
水が水滴となり、気体となり、形を変え、砕け散りそうになっても、水に宿る命は一つが全てであり、全てが一つだった。
水は命を育み、長い時を経て、微生物を生み出し、そして生物を創り出していった。
時を経て、その生物は進化をして、やがて水に育てられた事を忘れていった。
そしていつしか大きな争いが起き、その惑星は消えてしまった。それと同時に、惑星に存在していた水も消えてしまった。

水は流れやすい処へと流れる。人を仲介して、流れやすい時と場所へと、時空を超えて、水は流れていく。それはまるで、水が人を選んで現れるかのようだ。
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by rev-umachan | 2010-03-18 19:18 | 日常の情報
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