レイキマスターになった日
ある日、縁があって博多でYさんという方に出会った。
Yさんは長年M国に住んでいて、たまたま日本の博多に帰ってきた時に、友人の紹介で会ったのだ。
2人とも似たような境遇にいたせいか、そのYさんと1時間くらい話をして意気投合した。
Yさんは大分私を気に入った様子で、
「今度、日本に来る時、M国の国王と来ます。機会があったら会わせてあげましょう」と、言った。
「まあ、機会があったら。お願いします」と、その時私は軽く流していた。

それがある日、そのYさんから連絡があって、「国王と一緒に来ましたので、○日の×時に博多の○○ホテルのロビーに来てください」と言われた。
冗談かと思ったが、言われた時間に○○ホテルに行くとYさんが一人でいた。
「国王はもうすぐ部屋から降りてきます。実は、あなたについて何の話もしてないんです。どういう人と会わせるのか、理由がなくてはいけません。レイキって知ってますか?最近彼は、レイキをやってるんです。だから、レイキマスターという事にしてくれませんか。そうすれば会わせる理由が出来ます」

「えっ。レイキは知ってますけど、レイキマスターになるんですか?はあ、良いですよ」と、言いながら、レイキについて知ってる知識を頭の記憶装置の中からカタカタと引き出そうとした。
「レイキと言えば、鞍馬山だよな。そう言えば、こないだ行ったな。そこは」などと、乏しいレイキの知識が頭の中を駆け巡った。

そして国王が来て、「この方はレイキマスターのうまちゃんです」と紹介されてしまった。
「ほう。レイキをやっているんですか?私のレベルは2ですが、あなたのレベルはいくつですか?」と国王が私に聞く。
「え~っと。レベルは良く知らないんですよ。10ぐらいかな」突然聞かれたので訳の解らない事を言って彼を笑わせてしまった。

その後、皆でソファーに座って話しをしたのだけど、通訳の英語が上手くコミュニケート出来ていない。 国王は流暢な英語を話す私に何かにつけ聞いてくる。そして、私と国王はレイキの事だけでなく、色々な事について話をするようになっていた。

30分くらいの雑談だったけれど、彼は飽きの来ない私のくだらない笑い話を気に入ったようで笑顔でホテルを出て行った。
今まで、お金や利権を目当てに近づいてくる人達が多くてうんざりしていたのだろう。何も目的がなくて笑わせてくれる私みたいなほっとする人に出会って、ばかばかしくて笑みが出たようだった。
そういう意味では、側近のYさんもそういう感じの人だった。

「今度来る時もお会いしましょう」と、Yさんに言われた。しかし、今度はどんなレイキの話をしたらいいのだろう。(笑)
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by rev-umachan | 2010-03-27 00:45 | 日常の情報 | Trackback | Comments(0)
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