雪の道で
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シャスタ山の南側のふもとに、McCloud (マクラウド)という小さな田舎街がある。
そこからR89を東のサクラメント方面に車で少し走った処にマクラウド リバーという小さな川が流れている。その川にはローワー、ミドル、ハイアーという3つの滝があって、情景ある綺麗な水の流れを作り出している。

夏になると、川には犬を吊れて散歩にくる近所の人達、そして地元の子供たちが涼を求めて、滝や川のほとりの遊歩道へとやってくる。
水は滝を落ちる時に空中に迸り(ほとばしり)、その水分は周りの空気を癒し、木々や森にエネルギーを与えてくれる。

冬になると、メインロードのR89から滝へ行く道は雪で閉ざされてしまい、川にたどり着くのでさえ困難になる。雪は感謝祭の11月15日頃を過ぎると本格的になって、山へ森へと降りてきて白化粧してくれる。そして、白い雪はあっという間に森の小道を閉ざしてしまう。
その雪は、春の訪れが来る3月どころか初夏の訪れる5月頃まで残り、森の奥の方では夏が来る6月頃まで森の番人として人間の侵入を閉ざしてしまう。

以前、雪を甘く見て滝への道を強行して運転した時、降り積もる雪の中でスタックした経験があった。その時は、運良くトラックに乗った地元の人に車を引っ張ってもらって助かったのだけれど、雪の道を甘く見たらひどい目に会うという苦い経験をした。

そしてあれは何時の事だったのか、5月頃だっただろうか。
もうそろそろ滝の道から雪が溶けてしまっただろうと思い、車を走らせた時だった。
R89から川への雪は大分少なくなっていて、車で滝へ行けそうな感じではあった。しかし僕は車を道路脇へ停めて川へと歩いて行った。雪道でスタックした経験が頭の中をよぎったからだ。

良く晴れたある冬の日だった。高くて青い空と、太陽の光でキラキラと反射した白い雪のコントラストは幻想的で、都会で見る風景とはまったく違っていた。白い森の中に入ると、冷たくて鋭い空気が頬に触れてくる。空気の中に含まれる水分が「川はこっちだよ」と教えてくれて、滝のある森の中へと導いてくれた。
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by rev-umachan | 2011-10-30 00:04 | シャスタ ヒーリング | Trackback | Comments(0)
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