中年の女性の方が椅子に座った。 「私。癌なんです。難しい場所にあって、手術も出来ないのよ。」そう言う彼女。 「このお腹の、わき腹のところが痛いのよ。そこでヒーリングしてもらったんだけど、この痛みは取れなかったのよ。」 彼女は別の人にヒーリングしてもらったと言ったが、そのヒーリングはあまり効かなかったようだった。 「何をやっているんだ。そのヒーラーは。」と私は、一瞬思う。 今更言ってもしょうがない。私がその痛みを取るしかない。 私は、その患部を目がけて指を指す。 「どうですか?まだ痛いですか?」私は、そう彼女に聞く。 「はい。まだ痛いです。」 彼女は、痛みのあるはずの患部、わき腹のあたりに手を置いて言った。 そして、「あれ。」と小さく声をあげた。 彼女は、上着を少し上げる。 そして、下着の上から患部を何回か押す。 まるで彼女は、大切にしていた物が無くなったように、痛みを手で探り当てようとしていた。 「無い・・。今あった痛みが無くなっている。」そう彼女は、目を丸くして言った。 一瞬前まであった痛みが、無くなっていた。 「そうでしょ。今、その痛みとりましたから。」 そう、私は言った。 そして、私は言葉を続けた。 「あなたは高原が好きなようですから。シャスタ山 (Mt. Shasta) に行くと良いと思いますよ。きっとあなたの病気にも良いはずです。」 そう言葉が出てきた。
by rev-umachan
| 2008-06-05 23:56
| シャスタ ヒーリング
|
by rev-umachan
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